2009年6月 1日 14:22
衣替え
衣替えは平安時代には、「更衣」といって、4月1日と10月1日にそれぞれ、夏装束、冬装束に改めていました。
現代では一般的に6月1日になると夏の服装に、10月1日になると冬服装に衣替えしていますが、最近では、冷暖房が行き届いている上に、服装の多様化も進み、制服ぐらいにしかハッキリとそれと分かる衣替えを目にする事がなくなってしまっています。
でも、しきたり通り冨田屋では衣替えをします。
今日から暖簾は白い麻のものに架け替え、室内は雪見障子や襖わはずし、簾戸を入れ、御簾や簾を架け畳の上には網代というカーペットを敷き詰め9月末まで京都の蒸し暑い夏を風通しをよくして過します。
省エネの見本のような昔の人の知恵です。
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