冨田屋の「寶蔵」には漆が塗られているのですが、独特の技法が使われています。(以下、漆修復を担当してくださった株式会社さわの道玄の大井さんのお話より抜粋)
「…扉のデザインにあわせて、部分的にテクスチャーを変え、高級感あふれた塗りが施されていることがわかりました。今回その肌感を表現するのに用いたものはなんと“豆腐”。漆に豆腐や卵白などのたんぱく質を少量混ぜ、叩くように塗ることで上品な質感を出すことができます。この『しぼ塗り』は刀の鞘などにみられる技法です…」