2008年9月25日 14:45
後水尾法皇ゆかりの閑臥庵
地下鉄鞍馬口駅の近くに、「鎮宅さん」と呼ばれている黄檗宗のお寺、「閑臥庵」があります。
山門は竜宮城のような中国風です。
後水尾法王御親筆の扁額
このお寺は後水尾法皇が、夢枕に立たれた父後陽成帝のお告げにより、平安の昔、陰陽師安倍晴明が貴船に開眼した「鎮宅霊符尊神」を御所の北方の守りとし、この地に自ら「閑臥庵」と勅号をもって命名されたお寺です。
「鎮宅さん」は陰陽道最高の神とされ、現在でも転居や新築の祈願に訪れる人も多いそうです。
後水尾法皇は「閑臥庵」をこよなく愛され、ここの庭で歌を御詠みになり、普茶料理を召されたそうで、その折にお使いになった約300年前の畳も残っています。
砂曼陀羅
又、今年は開山330年記念事業としてチベットより高僧を招いて制作した神秘的な「砂曼荼羅」を拝観出来ますし心のこもった普茶料理(予約制)もいただくことが出来ます。
普茶料理は様々な野菜を時間をかけて丁寧に調理した精進料理で、健康的ですし、お腹も一杯になります。
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