2008年5月 8日 12:54
花の天井 平岡八幡宮(右京区梅ケ畑)
JRバス又は市バス高尾方面行きに乗り平岡八幡宮で下車、長い参道の奥に平岡八幡宮の社殿が見えます。
平岡八幡宮は高尾山神護寺の守護神として弘法大師が平安初期(809年)自ら描いた僧形八幡神像を御神体として宇佐八幡より勧請創建した神社で山城国最古の八幡宮です。
室町時代(1407年)11月火災により焼失、足利義満により直ちに再建!現在に社殿は江戸末期に整備されたもので内陣の天井には極彩色の全て異なる種類の花絵44面が描かれ「花の天井」と呼ばれ義満の花の御所を彷彿とさせる華やかな風情をかもし出しています。
本殿内陣の拝観を申し込むとまずお神酒の振る舞いがあり、宮司様が丁寧に案内と説明をしてくださいます。
内陣入り口の天井の蛙股には龍に乗り琴を弾く弁天様が!!
桃山時代豊臣秀吉もこの社殿を修復したそうで、その証拠に秀吉のシンボルマークのひょうたんをしっかり残しています。
又歌舞伎「うつぼ猿」の鳴滝八幡の場面にもなっているとのこと。
拝観の最後は大福茶の接待があり、ホット一息!
平岡八幡宮のある梅ケ畑はその地名の由来通り梅の産地だったそうです。
又この境内には椿の木が沢山あり花の時期は過ぎていましたが白玉椿だけまだ残っていました。
葉っぱが金魚の様な形のものなど珍しい椿も有り見頃は毎年3月末〜4月始めとか。
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