2008年4月28日 14:42
京都検定一級合格者の集い
昨年12月に行われた京都検定の一級合格者の集いに参加させてもらいました。
京都商工会議所の主催で、合格者の懇親会の食事と普段は非公開の冷泉家の見学をさせてくださいました。
参加者全員一度に見学は無理なので三班に分かれての見学でした。
私は第三班でしたのでまず懇親会から始まりました。お食事をしながら同じテーブルの方たちの自己紹介がありましたが、年齢や職業は違っていても京都が大好きなひとばかり。
すぐにうちとけて話が弾みます。
その後冷泉家の奥様のご案内で公家邸宅の現存する唯一の遺構とされるお屋敷の中を見学させていただきました。玄関からお座敷を通り台所まで、すみずみにまで施された配慮や唐長さんの冷泉家専用の型紙を使った美しい襖紙、太政官以上しか使えない畳の縁など、どこも感心しながらの見学です。
それと武士の世になった江戸時代、京都での公家の仕事は?といえば政治には関係のないところで有職故実に基づいて昔どうりに儀式を守り続けてきたことが文化そのものであった。そして京都からそれを発信し続けてきたというお話は説得力がありました。
美葉も冨田屋から西陣の町家の文化が発信できるかなあ〜!!
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