2008年3月23日 16:41
珍しい!! うなぎの絵馬です
東福寺の近く、瀧尾神社境内奥に三嶋神社の祈願所があります。(本宮は東大路通東入馬町です)
ご利益は安産加護と夫婦和合ということです。
平安時代後、白河天皇の中宮建春門院滋子(平清盛の娘)が皇子誕生を願って大阪府高槻市の三嶋大明神を崇敬したところ、夢の中に白衣の翁が現れ「必ず皇子を授けるのでその暁には我を都の巽の方角に祀るように」とお告げがあり、高倉天皇を産む事が出来、これを喜んだ後白河天皇が平重盛に命じて山城国愛宕郡に社殿を造営され帝都巽の方向の守護神としたのが始まりです。
その後、高倉天皇の中宮建礼門院徳子始め朝廷の中宮や女房の安産守護神として崇められてきました。
近いところでは秋篠宮殿下が二度(H.6 H.15)お参りになったとか。
珍しいことに、うなぎが神のお使いということで祈願中はうなぎを禁食としなければなりませんし、うなぎ関係の業者からも崇敬され、毎年10月26日にはうなぎの大放生会が開かれ「うなぎ供養」が行われています。
そして何と言っても圧巻なのはうなぎが描かれた絵馬が多数奉納されていることです。
絵馬は三種類あり、毎年絵柄が変わる「縁起絵馬」、うなぎが2尾は「子授け祈願」、3尾は「安産」です。 ( あんまり可愛くはないけど、ご利益はありそう!!??)
読み込み中です...