2008年3月13日 14:02
京都市美術館 (日本女性の時代装束展)
岡崎にある京都市美術館へ日本女性の時代装束展(3月15日まで)を見にでかけました。
古墳時代から江戸後期までの日本女性の装束が時代別に百点以上展示されています。
まず目に入ったのは古墳時代の装束で、ツーピース型で上着の胸元は可愛くリボン結びで止め、下はプリーツスカートのようになっていてゆったりと体をしめつけない服装です。
(プリーツ加工の無い時代にどんな風にこのプリーツを維持したはったのかな??)
ふと、学生時代制服のスカートを毎晩布団の下に敷いて寝たのを思い出しました。
全ての時代の装束を通して感じたことは、そこに施された色や模様が染めにしろ織にしろすごく大胆で斬新な点です。
(今、着て歩いたら人目を引くこと間違いなし!!)
ところで、この京都市美術館ですが1928年(昭3)京都で行われた昭和天皇即位の礼を記念して計画が始まり、1933年(昭8)に開館した美術館で、当初は大礼記念京都美術館という名称だったそうです。
又、公立美術館としては東京美術館に次いで日本で二番目のもので、前田健二郎の設計です。
外観、内観共にどっしりとした風格のある近代建築で、一階ロビーの吹き抜けやらせん階段、天井から下がっている電灯等も宮殿風で、大理石?がふんだんに使ってあり、玄関の大扉には立派な金色の飾り金具がついています。
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