2008年2月20日 17:30
紫式部ゆかりの地
紫式部の供養塔
紫式部のお墓
今日はまたまた西陣界隈をてくてくです。
まずは千本閻魔堂へ。
このお寺は平安時代中期に小野篁が開いた歴史ある真言宗のお寺で、正式には引接寺といい、大きな閻魔様がご本尊です。
西陣の人達は毎年お盆になるとお精霊さんをここへ迎えに行きます。
お精霊さん達は閻魔様の許可がなくては帰れないそうです。
このお寺に1368年僧円阿の寄進による紫式部の供養塔(重要文化財)といわれる石塔があります。
仏像が刻まれている部分と鳥居が刻まれている部分の両方があり神仏混合の多層石塔で、なおかつ二重の宝塔と十三重塔の残欠を組み合わせ、十重(偶数)となっている珍しい石塔です。
《紫式部さんを偲んで合掌!!》
同じ境内に後小松天皇ゆかりの普賢象桜の名木がありますが、開花まであとひと月ちょっと。
次は鞍馬口通を東へ進み堀川通まで出て北大路堀川にある紫式部さんのお墓参りです。
小さな敷地に小野篁さんと並んで、それぞれの業績が書かれた碑文とともにひっそりとお墓がありました。
《どうしてお二人のお墓が並んでここにあるのかな?》
まずはお線香をあげ、富田屋で紫式部コースをさせていただく事を報告し、お客様に喜んでいただけるようお願いしました。
ところで、このお二人のお墓ですが、墓石の奥のほうの土がそれなりに盛り上がっていかにも??の雰囲気でした。
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