2007年9月26日 18:25
久しぶりのてくてく散歩です
久しぶりのてくてく散歩に出かけました。
まずは北野の天神さんへ。
今日25日は天神さんのご縁日、屋台も一杯、人も一杯です。
お目当ては京の三珍鳥居として有名な伴氏社《菅原道真のお母様を祀っています》の鳥居を見るのと、三光門とも称される中門の太陽と月と星《本当は星ではなく三日月ですが》の彫刻を見ることです。
伴氏社の鳥居はすぐに判りましたが、中門の彫刻ははてはて?
ぐるぐる周っても見つからないので、天神さんの法被を着ている方に教えていただきました。太陽と月は中門の真下に立って上を仰ぐとやっと発見!!
次は三日月ですが、中門の北側のうさぎのすぐ上にありました。
これで、天神さんでの目的はオーケーです。
次は千本釈迦堂《大報恩寺》までてくてく。
こちらの境内は天神さんと打って変わって誰もいません。
京都市内最古の本堂《国宝》前でお参りしおかめさんの像と今は葉桜のおかめ桜の横を通り、千本えんま堂を目指します。
やっぱりここも誰もいません。
志納金300円を納めると本堂に上がらせていただけて、巨大なえんま様を間近で見ることが出来ます。
貸しきり状態でお寺の方が丁寧に解説して下さいました。
有難うございます。
大念仏狂言が演じられる舞台を覗いた後、今度「十二坊さん」へ。
ここは聖徳太子が開かれた由緒あるお寺で、正式な名は「上品蓮台寺」ですが、西陣の人達は親しみを込めて「十二坊さん」と呼んでいます。
本当に静かなお寺です。
最後は「くぎぬきさん」へ。ここも本当は「石像寺」という名前です。
西陣にあるお寺は皆自分達のお寺っていう感じの所ばかりで気取ったところがありません。
「くぎぬきさん」は名前の通りお堂の周りにくぎぬきと五寸釘がセットになった絵馬がずらりと並んでいました。
結構迫力あります。
今日は久しぶりに盛り沢山、がんばった、てくてくでした。
えんま堂の閻魔様にお供えしたお餅のお下がりで作ったおかきです