2007年9月19日 16:10
又々大発見! 織部の滑車
今まで全然気づかずに見過ごしていましたが、中庭にある、神様の為に掘られ神様の為にだけに使われる「金の井戸」の滑車はなんと!織部焼だったんです。
スッタフの一人が町家に来られたお客様に教えていただいたとか?
ずーっと金属製の錆びた滑車が付いていると思い込んでいたので、最初聞いたときには信じられませんでした。
庭に降りて、「金の井戸」の傍でよく見ると陶器のように見えるので、濡れた布で拭いてみました。
すると、織部焼の特徴の美しい緑色の釉薬が現れ、ただの錆だと思っていた処も唐草の様な模様が描かれています。
やっぱり!ここの家はただものでは無いです。
もうちょっと綺麗に拭いて周りの汚れを落とします。
ひと目で織部の滑車だと判る様に!!
ちなみに、この滑車を取り付けているつるべの柱ですが、時代と共に古くなって傾いているのではなく、「わび、さび」の趣を出す為に最初から斜めにしてあるそうです。(う〜ん!!なるほど......!)
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