知恩院さんに巨大な御影堂《江戸時代に徳川幕府三代将軍徳川家光の寄進により再建》があります。
ここは左甚五郎の忘れ傘や、鴬張りの廊下などで有名なお堂ですが、このお堂の内部と外部を仕切る扉の落とし金具には、不思議な細工物が取り付けてあります。
気をつけてよく見ないと見過ごしてしまう程の小さな物ですが、きめ細かい細工で仕上げられた[蝉]や[河童]がいます。
[蝉]は人が近づくと鳴き止んで逃げるので[忍び除けの為]、[河童]は水にまつわる生き物で[火難除け]の為とか、穂かに[亀]もあるそうです。
昔の人っておしゃれやわ〜!!