2007年8月23日 17:35
京への入り口を守るお地蔵様
お盆が終わると京都はお地蔵さんの季節です。
各町内ではそれぞれのお地蔵さんを会所の当番になっている家にお運びして、地蔵盆をします。
町内の子供達を中心に、お数珠繰をしたり、くじ引きやゲームをしたり、おやつも出たり、近所のおっちゃんやおばちゃん、おじいちゃん、おばあちゃん達と一日中楽しく過ごす夏休み最後の一大イベントです。
それとは別に、京都では昔から8月22日と23日は六地蔵巡りに行きます。
平安時代小野篁が命を助けてもらったお地蔵さまに感謝して、桜の一木から六体のお地蔵様を彫って祀ったのを平清盛が後白河法皇の命で京に通じる六箇所の大きな街道の入り口に都を守る為、それぞれ一体ずつ祀ったことから始まったそうです。
それぞれのお寺で[幡]とよばれるお札がいただけ、六枚集めてそれを玄関に吊るして家内安全、無病息災を願います。
(幡って不思議な形やわ〜!)
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