2008年2月 6日 15:46
須賀神社 節分際の懸想文売り
ちょっと怪しい懸想文売りさん
須賀神社では毎年2月2日と3日の節分際の2日間だけ烏帽子に水干、覆面姿のいでたちの懸想文売りが出現し、梅の木の枝に文をつけ肩に担いで懸想文を売り歩きます。
懸想文とはラブレターのことで、その昔文字が書けない人の為に貧乏な」公家達がその代筆をしたというのが始まりで、代筆のアルバイト姿を人に見られない様に白い布で覆面をしていました。
2月3日、小雨が降ったり止んだりの中を懸想文を手に入れる為須賀神社へ出かけてきました。
普段はひっそりとした境内に大勢の人がつめかけ、覆面姿(ちょっと怪しい?)の懸想文売りさんは大人気!
結構高価な(一通千円)の懸想文が飛ぶように売れていました。
この懸想文、恋愛成就のご利益だけでなく、箪笥の中に入れておくと衣裳が増えるとか、、?
中を開けてみると、、和歌がいっぱいのラブレターです。
そして最後に「子朗さま まいる 亥代 より」と書いてあります。
これは毎年、前年の干支にちなんだ名前の主からその年の干支にちなんだ名前の人宛の手紙にしてあるそうです。
(おしゃれで、楽しい趣向やわ〜!!)
どうぞ亥代さんの恋が成就しますように!
京都では2月2日から4日にかけてあちらこちらのお寺や神社で節分の行事が行われています。
読み込み中です...