2013年3月
2013年3月10日 12:13
梅便り
松竹梅とめでたごとに使われる 木々・・・
その中で唯一花の咲く梅は、今まさに、満開で美しいこと。
ほのかなにほいに包まれた梅の木は、枝を切れば切るほど元気になるといわれている。
「梅を切るバカ、切らぬバカ」と言われるほどですね。
人を和ませるだけでなく小さな花に秘められた生命力。
女性も美しいだけでなく、真のしっかりしたたくましいそんな人が魅力的・・・
「梅一輪 一輪ほどの 暖かさ」
小さな小さな花が、力強く咲いています。 心を温かく穏やかにさせてくれる。
1年の始まりに咲く花は、春告草(春を告げる) 風待草(春風を待つ)と呼ばれる。
桜の豪華さと又違う、凛とした上品さをかもちだす梅。
春一番が吹く前に、ちょっと梅を見に足を運んでみませんか。
背筋をただすような美しさに感動します・・・・・・・・よ
2013年3月 5日 17:49
小さな花に託した思い
菅原道真を祀る「北野天満宮」 生前愛した1500本の梅がそろそろ咲き乱れるころ・・・
道真が、右大臣に任じられたとき、国家の発展に尽くされていましたが、左大臣 藤原時平の政略により、身に覚えのない罪によって大宰府に突如左遷されることとなりました。
「東風吹かば 匂ひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春なわすれそ」
その後、朝廷でも無実が証明され、人から神様の御位に昇られた道真公は、「学問の神様」・「至誠の神様」として現代に至るまで永く人々の信仰を集めています。
どんな思いで小さな花に思いを寄せて、大宰府に行かれたことか・・・
賑わう北野天満宮の前を横切りながら、人生には、色々なことに巻き込まれることがある。 そんな時、信じて真直ぐに思いを貫いていれば、きっといつか きっといつか、わかってもらえる時がくる。
小さな花への思いは風にのって、真の心を伝えてくれる。
2013年3月 4日 12:33
ホーホケキョ
今日は、春が来たようないい日差しが窓から差し込んでいます。
春を告げる鳴き声が、待ちどうしくて・・・・・鶯の初音(初めて啼く声)
まだ泣き始めの声は、かぼそく「う〜〜〜うぐい〜〜〜」・・・なので「うぐいす」なんですよ。
少しずつ声をだすことにも慣れて 「ホーホケキョ」と、美しい声を高らかにあげて、歌います。
梅はまだ満開には、ほど遠い…梅便りをしながら鶯を探す 「梅に鶯」 は歌にもなり、日本の春の代表でしょう。
美声をかなでる「歌詠み鳥」早く来て・・・・・私の心を温かくする声を聞かせて・・・・・
「ホーホケキョ」とは、「法、法華経」ということらしいですよ。
鳥も、花も、すべて、心に通じます。 心を和ませる春の鳥は、そこまで来ています。
鶯は、本当は、梅に止まらす、藪の中から美しい声をだし、メジロという似た鶯色の鳥を目立つ梅の木に止まられているとか・・・・・・・どちらがどちらかわからないわ でも、鶯は控えめに隠れて鳴いているのかも
不思議な鳥 ホーホケキョ