2013年3月 5日 17:49
小さな花に託した思い
菅原道真を祀る「北野天満宮」 生前愛した1500本の梅がそろそろ咲き乱れるころ・・・
道真が、右大臣に任じられたとき、国家の発展に尽くされていましたが、左大臣 藤原時平の政略により、身に覚えのない罪によって大宰府に突如左遷されることとなりました。
「東風吹かば 匂ひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春なわすれそ」
その後、朝廷でも無実が証明され、人から神様の御位に昇られた道真公は、「学問の神様」・「至誠の神様」として現代に至るまで永く人々の信仰を集めています。
どんな思いで小さな花に思いを寄せて、大宰府に行かれたことか・・・
賑わう北野天満宮の前を横切りながら、人生には、色々なことに巻き込まれることがある。 そんな時、信じて真直ぐに思いを貫いていれば、きっといつか きっといつか、わかってもらえる時がくる。
小さな花への思いは風にのって、真の心を伝えてくれる。
読み込み中です...