2010年7月11日 16:11
遣らずの雨 (やらずのあめ)
今日は、突然雨が嵐のようにふってきたころ、お客様がいらして、ずぶぬれで、「こんなわかりにくい地図を出して」とすごい剣幕で怒鳴って入ってこられた。タオルを出したり、靴を乾かしたり、大騒ぎ・・・
帰られるときには、雨もやみご機嫌で帰っていかれたが、天はこの雨で何をもたらそうとしていたのでしょう。
成功者が口にする言葉に「天が見方をしてくれた」
タイミングよく降ってきた雨や吹いて来た風に感謝をして受け止めた時、結果的に天さえも見方につけることが出来るのでしょう。
又 「留客雨(りゅうきゃくう)」人が帰れなくなるような急な土砂降りの雨。 恋人を帰したくない・・・そんな気持ちが言葉になったのかも・・・
夕刻には、雲間に明かりが、雲が演出する色々な模様は、人生のようなもの。空に雲がなかったら、どんなに寂しいでしょうか。空を心に見立てたら、心に雲がかかったら、ゆっくりのんびり雲が流れていくのを待ったほうがいいのでしょうね。雲は絶えず流れていることを忘れずに・・・変わり行く景色を客観的に眺めています。
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