2013年2月
2013年2月10日 19:20
着物
西陣のメインストリートであった大宮通、別名「千両が辻」 千両の絹を動かしたとされる道。冨田屋の前の道。
今は、行きかう人も少なくひっそりとしています。 カッチャンカッチャンと町家からひびいてくる織機の音も 今は聞かれない。
しかし、着物は、日本古来の装いであるし、文化である。 行きかうひとの着物姿も少なく、西陣には、寂しすぎるこの頃です。
「着物の歴史」
古代は、男も女も上下はなれたものであった。
中世には、貴族階級で十二単がはやるも、庶民の間では、小袖が決まった装いであった。 江戸初期には、上流階級も小袖をまとうようになっていった。
西陣は、織物であるが、 染物は、京都だけにかかわらす、金沢、東京、沖縄など、色々な地域で特徴的なものが作られている。 洋服には考えられない「女らしさ」を表現できる着物をどうしたらみじかにかんじていただけるのでしょうね。 式事(結婚式・お祝い式・葬式)などは決まった装いがありますが、今は、ドレスコードがないときが多いでしょう。 着物を着ているだけでフォーマルで主催者に敬意を払う心配りができます。
腰紐だけはしっかり結んで上前下前の合わせ方だけ間違えないようにすると、あとは自由に着てみてください。
帯だって、リボンやベルトのように結んでもいいんですよ、 あなたのセンスが見える着方をしてほしいな。
素敵な着物ファッションに、夢をみるこの頃です・・・
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