2011年2月
2011年2月 2日 16:54
節分
「鬼遣(オニヤライ)」鬼を追い払う行事のこと。 鬼の由来は「隠」 隠れて見えないものを人は恐れる。
鬼の目にも涙・・・心を鬼にする・・・鬼が笑う・・・鬼の霍乱など、恐れているものをあらわす。 花街では、「お化け」といって、鬼に見つからないように自分以外のものの格好をして街を練り歩く。芸子さんが若衆に化け、舞子ちゃんがおばあさんに化け、鬼の難を逃れる。 2月2日3日は、祇園・先斗町・宮川町・上七軒では、沢山のお化けの会が行われています。参加したら面白い。 冨田屋では、節分茶会をします。主茶碗は惺入の赤楽「福は内」のお茶碗の中には豆が飛んでいる。文翠の描いたお軸には、豆まきの様子。枡にお多福の香合を床の間にしつらえて、ひいらぎに椿を添えて活けた。鬼の面をおいた点心を頂くすみに豆を包んで添える。色々しつらえを考えるのはお客様への気配り。鬼も最高にもてなして、暴れないよう気分良く帰ってもらうのも手かもしれませんね。
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