2010年10月 4日 14:09
にっぽん国の始まり
いざなみのみこと・いざなぎのみことは、最初に淡路島。2番目に四国。3番目に隠岐の島。4番目に九州。5番目に壱岐の島。6番目に対馬。7番目に佐渡の島。最後に本州。これらの八つの島を産んだので、日本のことを「大八嶋国」とも言う。それが済むと、大八嶋国に住む神様を産み始められました。土の神・石の神・岩の神・家の神・海の神・川の神・泡の神・波の神・水の神・風の神・木の神・山ノ神・野の神、少し休んで霧の神・山頂の神・谷の神・暗闇の神・迷いの神・天の鳥船の神と続きます。野山に花が咲き雨が降り虫が鳴き雪が降り四季をめぐり日本は神々で賑いました。どんなものにでも神が宿るそんな日本に始まりです。高天原の神々の占いによって、いろんな生き物は男のほうから一生懸命に女性を誘う原理となりました。いざなみ・いざなぎご夫婦は順調でしたが、火の神を生まれた時に炎に巻かれ、いざなみは息を引き取りました。悲しみにくれたいざなぎは泣き続け、悲しみはおさまることなく、いとしい妻を「黄泉の国」に迎えに行きます。「帰りたいが帰れない私の姿を決して見ないで待っていてください。何とかお願いしてまいります」と妻が答えたが中々帰ってこないのでのぞいてみるとくさりかけた醜女となり起こって追いかけてきました。逃げた逃げたやっとあの世とこの世の境「黄泉つひら坂」にたどり着き、桃を投げたら追いかけてきた妻と黄泉の軍は桃を嫌って逃げました。このことからおとぎ話「桃太郎」が生まれる。いざなぎは、身につけたものをすべて脱ぎたらそこから又神が生まれた。しかし「みそぎ」をする。現在の清め塩や相撲の力士のまく塩に今も名残が残されている。最後の顔を洗ったら、あら不思議、左目から「天照大御神(太陽の神)」、右目から「月読の命(月の神)」、鼻から「建速須佐之男の命(嵐の神)」の三柱がお生まれになり国作りは終わった。八十一柱の神を作られた。九九は八十一もここからきている。
高天原の神々に命じられた国造りの役目が終わり、すべてを天照大御神に譲られた。
神話の夢やロマンがわかっていただけましたか。八百万の神々が日本を守ってくださっています。感謝