2007年8月
2007年8月 2日 17:52
ハスの花咲く法金剛院
双ケ丘にある法金剛院は平安時代、右大臣清原夏野の山荘を寺に改めたのが起こりです。
その後沿革があり、鳥羽院の中宮である待賢門院(崇徳天皇、後白河天皇の母君)が再興したお寺です。
国の名勝[清女の滝]がある庭園は平安時代の姿を残している現存する同時代の滝石組としては最大の規模を誇っています。
ご本尊の阿弥陀様はもちろん心なごむお姿ですが、鎌倉時代に造られた十一面観音様はとても美しいお姿で入っておられるお厨子も華やかです。(今まで見た観音様の中でピカ一!です。)
七月中旬頃からはお庭の池一面大輪のハスの花で溢れます。
待賢門院は、あの有名な元北面の武士だった西行法師の思い人とか?
きっと美しい方だったんでしょう!!
2007年8月 1日 11:58
下鴨神社御手洗祭 「足つけ神事」
七月土用の丑の日に下鴨神社で御手洗祭が七月二十七日から行われていました。
梅雨明けの焼けつく様な太陽がギラギラですが、下鴨神社の糺の森は多くの木々に太陽が遮られ涼しい風が通っていて気持ちがほっとなごみます。
神様の森だからなお更です。
この森は原始の姿を今にとどめているとか。
聞くところによると、宇宙から衛星写真を撮って総ての木にシリアルナンバーが付けられているそうです。
(大切にせなアカン森です!!)
本殿にお参りした後境内の御手洗池にろうそくを持って足をつけたのですが、思ったより深いので膝のかなり上まで浴衣やパンツ、スカート等をたくし上げないと濡れてしまいます。
ろうそくの火が消えないように、落とさないように、そして裾が濡れないように向こう岸まで進むのはなかなか大変!
それに水がめちゃめちゃ冷たくてお池から上がった後もしばらくはヒンヤリでした。
その後、可愛い足形の幣木に家族一人ひとりの名前と年齢を書いてそれぞれの無病息災をお願いしました。
《元気が一番です》